マッ缶のつぶやき

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粕谷哲 マンデリンフレンチの淹れ方

マンデリン

製法はスマトラ式がほとんど

革製品・大地の香りっぽいにおいがする「アーシー」と表現しているのだとか

それが苦手な人もいるが逆に癖になる人もいるそう

 

かなり深煎りなのでお湯の温度を下げる(83℃くらい)

苦味は豆の良さには含まれないという考え、苦味は焙煎度合いに寄るもの

コーヒー自体が持っている苦味はそんなにない

マンデリンは強度の高い甘さが特徴

 

温度を下げると抽出力が下がるので、酸だけが出て終わってしまう可能性がある

→細かく挽く必要がある

 

ごく深煎りなのでドリッパーはカリタウェーブ

底が平たいフラットボトムのドリッパーを使う

平たい分、均一な抽出がしやすい

フラットボトムはゆっくり目に落ちる、ハリオV60のように円錐はより早く落ちる

 

深煎りの豆は繊維がもろくなっているので挽くとシャラシャラ柔らかい音がする

組織が弱いので成分も水に溶け出やすい

浅煎りと同じように入れると成分が出すぎる

成分は酸味→甘味→苦味の順で出る

ここでいう苦味は焙煎由来のものではなく、豆が本来持っているキャラクターの事

 

温度を下げて抽出力を抑える→成分が出すぎないようにする

カリタウェーブで均等に甘さを抽出

注ぐ回数を少なくすればコーヒーは薄く出る

 

粉:14.5g

湯量:225ml,83℃

4投で注ぐ(50,50,70,55)

 

深煎りの時はゆっくり注ぐ

V60の4:6メソッドの時はバーッと注ぐが深煎りには適さない

深煎りで激しく注ぐと成分が出すぎる、優しく注ぐ(粉がその場にとどまっていられるくらい)

お湯が抜け切るのを待たなくていい、時間がかかると深煎りの場合は成分が出すぎる

 

キーはお湯の温度とカリタのドリッパー

ハリオだとスッキリ飲めるが軽くなってしまう

軽くなるとマンデリンないし深煎りの持ってるコクがなくなるので醍醐味が消えてしまう

淹れ方に正解はない、そのコーヒーのどこを表現するのか、取捨選択になる